技術情報
calcPr (Calculation Properties)
計算式とその詳細を保持するためのプロパティの集まりを定義します。
書式
<calcPr (属性)... />

対象
xl/workbook.xml など

属性
(Calc Completed)
ワークブックを保存する前に再計算するかどうかを設定します。

1 (デフォルト)
保存前に再計算をします。

0
保存前に再計算しません。

(Calculation Id)
値を計算する計算エンジンのバージョンを設定します。その時点の最新バージョンで作成したワークブックを開くときは、値が変更されたセルに関係する数式のみが再計算されます。その時点の最新バージョンよりも古いバージョンで作成したワークブックを開いた場合は、すべての数式が再計算されます。
この属性値はアプリケーションによって決まります。

(Calculation Mode)
いつ数式を計算するかどうかを設定します。
ST_CalcModeで定義された値を設定します。
デフォルトは "auto" です。

(Calculate On Save)
ワークブックを保存する時に再計算するかどうかを設定します。

1 (デフォルト)
保存時に再計算をします。

0
保存時に再計算しません。

(Concurrent Calculations)
同時計算処理を有効にするかどうかを設定します。

1 (デフォルト)
同時計算処理を有効にします。

0
同時計算処理を無効にします。

(Concurrent Thread Manual Count)
同時計算処理数を手動設定します。省略時はアプリケーションによって自動的に数がセットされます。

(Force Full Calculation)
その他の計算に関するプロパティで指定されていない場合、アプリケーションによって自動的に再計算するかどうかを設定します。

1
アプリケーションによって自動的に再計算します。

0
アプリケーションによって自動的に再計算しません。

(Full Calculation On Load)
ワークブックが開かれる時に再計算を実行するかどうかを設定します。
開いた後、再計算に成功するとこの属性値は 0 にセットされます。
ワークブックを開いている間に他のプロセスによってセルの数式や値が変更された場合には、この属性値を 1 にセットするべきです。

1
ワークブックが開かれる時に再計算します。

0
ワークブックが開かれる時に再計算しません。

(Full Precision Calculation)
計算処理中にアプリケーションがフル精度を使用するかどうかを設定します。
フル精度とは計算する数式に関連するセルに保持された値全体をアプリケーションが使うことを表しています。
例えば、2つのセルにそれぞれ10.005という数値が入っており、通貨形式で表示されている時、おのおののセルは$10.01として表示されます。
もし、2つのセルを加算したら、結果は$20.01になります。

1
計算中に関連したセルの値に保持された値を使います。

0
計算中に関連したセルに表示された値を使います。

(Calculation Iteration)
循環参照を含む数式を計算するかどうかを設定します。

1
循環参照を計算することを試みます。iterateCount属性値で設定した反復回数計算を実行します。

0 (デフォルト)
循環参照を計算することを試みません。計算エンジンは循環参照に出くわしたところで止まります。

(Iteration Count)
循環参照のあるワークブックを計算中に計算エンジンが試みる反復回数を設定します。
デフォルトは "100" です。

(Iterative Calculation Delta)
反復計算に対する変更の最大値を設定します。
iterateCount属性値で設定した反復回数実行するか、循環参照のセルの全ての値がiterateDelta属性値で設定した値よりも小さい変化をした場合に計算を停止します。
デフォルトは "0.001" です。

(Reference Mode)
セルの参照スタイル(A1形式またはR1C1形式)を設定します。
ST_RefModeで定義された値を設定します。
デフォルトは "A1" です。


<calcPr calcId="152511" refMode="R1C1"/>