技術情報
Scripting.Signerオブジェクト
スクリプトにデジタル署名を付加する機能を提供するオブジェクトです。
このオブジェクトを使うには、CreateObjectを使って、Scripting.Signerオブジェクトを生成しておかなければなりません。
[オブジェクトの生成]
Set オブジェクト変数 = WScript.CreateObject("Scripting.Signer")

メソッド
  • Signメソッド
  • 文字列内に格納されているスクリプトに署名します。

    書式 "Scripting.Signerオブジェクト".Sign(引数1,引数2,引数3,引数4)
    ■ 引数1(必須)
    署名するスクリプトの拡張子を指定します。
    ■ 引数2(必須)
    署名するスクリプトが格納されている文字列を指定します。
    ■ 引数3(必須)
    作成者の証明書名を指定する文字列を指定します。
    ■ 引数4
    証明書ストアの名前を指定する文字列を指定します。
    未指定の場合は、"my"となります。

    (例)
    '署名します
    Dim oSign, oBefore, oAfter
    Set oSign = WScript.CreateObject("Scripting.Signer")
    oBefore = "WScript.Echo 1000"
    oAfter = oSign.Sign(".vbs", oBefore, "DummyCertificate")

  • SignFileメソッド
  • デジタル署名を使用してスクリプトに署名します。

    書式 "Scripting.Signerオブジェクト".SignFile(引数1,引数2,引数3)
    ■ 引数1(必須)
    署名するスクリプトファイルの名前が格納されている文字列を指定します。
    ■ 引数2(必須)
    作成者の証明書名を指定する文字列を指定します。
    ■ 引数3
    証明書ストアの名前を指定する文字列を指定します。
    未指定の場合は、"my"となります。

    (例)
    '署名します
    Dim oSign,
    Set oSign = WScript.CreateObject("Scripting.Signer")
    oSign.SignFile("test.vbs", "DummyCerificate")

  • Verifyメソッド
  • 文字列として受信したデジタル署名を確認します。

    書式 "Scripting.Signerオブジェクト".Verify(引数1,引数2,引数3)
    ■ 引数1(必須)
    スクリプトの拡張子を指定します。
    ■ 引数2(必須)
    確認する文字列を指定します。
    ■ 引数3
    確認を促すダイアログを表示するかどうかを指定します。
    False の場合はダイアログを表示せずに確認します。

    (例)
    '確認します
    Dim oSign, oBefore, oRet
    Set oSign = WScript.CreateObject("Scripting.Signer")
    oBefore = "WScript.Echo 1000"
    oRet = oSign.Verify(".vbs", oBefore, True)

  • VerifyFileメソッド
  • スクリプト内にカプセル化されているデジタル署名を確認します。

    書式 "Scripting.Signerオブジェクト".VerifyFile(引数1,引数2)
    ■ 引数1(必須)
    スクリプトファイルの名前が格納されている文字列を指定します。
    ■ 引数2
    確認を促すダイアログを表示するかどうかを指定します。
    False の場合はダイアログを表示せずに確認します。

    (例)
    '確認します
    Dim oSign,
    Set oSign = WScript.CreateObject("Scripting.Signer")
    oSign.VerifyFile("test.vbs", True)